作文問題1(天然問題 体育館ステージからの景色)

今でこそ某国民的女優が「天然」のイメージをよいものにしてくれている。

しかし時代は遡る。


中学のとき「天然」と呼ばれていた。

なぜなのか当時は悔しかった。

天然じゃない!固定観念を無くそう!

みたいな作文を書いたら、なんかの賞?代表?だったか・・・。

みたいなのに選ばれた。

そこまでは、自慢みたいに聞こえるだろうが、しょうがない。

親孝行てきな思い出であるが故、語らして欲しい。

しかし悲劇は起きた。

体育館に集められたみんなの前で作文を朗読させられたのだ。

思春期まっさかりの少女に・・・。

なんのプレイだろうか。

「わたしは天然じゃない」みたいな文頭からはじまる文章。

淡々と読める訳もなく

口角を震わせながら、いまにも泣きそうな声でよんだ。

あれから〇〇年。

今も「思い込みは動脈硬化」と歩きながら言い聞かせる自分である。

天然↔人工をいったりきたりしながら、

自分にとって何が大切かを見据えるための時間。軌道修正時間。

をもうけるとき、ときたま体育館のあの景色が浮かぶ。




無能の(人=zine)

役にたたないことや余計なことがあるから世界が生きてると思う。雰囲気。感じられる光、音、匂、触。電波の届かない所にありがちで、電源が入っていないところにありがち。

0コメント

  • 1000 / 1000